インプラントの経過不良症例
どのタイプのインプラント治療も良好な結果を出していますが、症例が増えるとともに経過不良症例も多く見られるようになってきています。
経過不良の病名はインプラント周囲炎が最も多く、上顎洞炎、神経麻痺などがそれに続きます。経過不良時の生体への影響はほとんどなく、チタンは体内に埋没しておいても為害性がないため、不用になったインプラントをそのままにしておいても問題ありません。
- インプラント周囲炎
インプラントが歯周病と同じような症状になることで、初期はインプラント周囲の歯肉が腫れ、その後インプラントを支えている歯槽骨を吸収し、最終的にはインプラントを撤去することになります。 - 歯槽骨炎
歯槽骨炎とは歯槽骨に炎症が生じることで、骨尖部の骨膜下や粘膜部分に膿瘍を形成することが多く、リンパ節が腫れたり、発熱することもあります。 - 顎骨炎
歯槽骨炎症がさらにひどくなったもので、より激しい痛みを伴います。それに加え、発熱や頸部リンパ節が腫れ上がり、問題の歯以外にも過敏症があらわれます。 - 骨髄炎
顎の骨が腐る病気です。進行すると皮膚が破れ、膿みが出ます。 - 上顎洞炎
歯根が原因になって上顎洞(副鼻腔)に発生する炎症で、 歯肉が腫れるなどの影響がある他に、蓄膿と同様の症状を示します。
